私が毎週楽しみに観ているテレビ番組の一つが「笑点」です。
最近の笑点は、コロナ対策のためにリモート大喜利という形で放送されています。
司会の昇太さんだけがスタジオにいて、あとのメンバーは自宅からリモート参加で、座布団運びの山田隆夫さんはお休みというやり方です。
テレビのリモート収録が視聴者にとって面白いかどうかには当然賛否の声があるでしょうが、良い点として林家三平さんは、「隣に圓楽さん、木久扇さんがいないので、プレッシャーが無くてしゃべりやすい」ということを言っておられました。
私の仕事でも、最近ある委員会で会場とWeb会議を併用する機会がありました。
テレビ会議はこれまでに何度も経験していましたが、これは初めてのスタイルです。
意思決定をする委員会ですし、自分は委員ではなく説明役なので、通信トラブルへの懸念から会場での参加となりましたが、委員の3分の2ほどがWebによる参加でした。
音声の聞きやすさなどのテクニカルな問題は多少あるものの、やれば十分これでできるなという感想をもちました。
一方で、多くの委員、特に学識経験者やお役所の方が会場におられないので、多少気が楽で、大喜利での林家三平さんの気持ちが良く分かりました。
委員会にかけた案件自体は、同僚が説明で助けてくれたこともあって、無事に書面投票という次のステップに進めることができ、一安心というところです。
ただ、会場のメンバーが減ってプレッシャーも少ないために、質問に対して割り切ったような回答をしてしまったという反省点はあります。
大喜利なら座布団一枚取られるかもしれませんが、こちらはお笑いでは済みません。
いつもとは違う環境の中でも、必要な集中力をキープすることにより一層心を砕いていかなければなりませんね。
座布団運びの山田隆夫さんのように出演の機会がなくならないよう、今後さらに精進したいと思っております。